住民参加のまちづくり
少子高齢化が進む中で、新たな団地の造成や大型商業施設の開店、長与中央橋の開通に伴う交通事情の変化など、町を取り巻く環境は大きく変化しており、住民のニーズは一層多様化してきている。このような中で、町の課題を解決し皆さんの要望に応える行政施策、効果的な施策をスピーディーに実現していくためには、多種多様な意見を調整し、多くの町民が参画してのまちづくりが強く望まれるところです。長与町第9次総合計画を始め、30以上の町の計画があり、さらに、40以上の審議会、委員会が住民の声を行政に届ける仕組みとなっていますが、住民からの意見が予算に反映していますか。
多くの事業は、町民の意見を反映した予算になっています。
町民の意見を反映している予算は何ですか。
子供医療費について小学生までの拡大を28年度の4月から予算化しました。
イオンタウンがオープンしましたが町内の商業者の方とのほっとミーティングは行われましたか。
行っていませんが、商工会の人たちとはお酒を飲む機会、会合があり、また若い商工会の方々との話をする機会もあります。そういう中で、皆さん方の忌憚ない意見を聞いたりとかするような形にしています。
職員の生産性向上に向けて
非常に少ない職員数で町の運営を行っていることは高く評価しています。しかし一方では、国や県の施策に即応した施策の推進や、厳しい予算の中での計画実践、より質の高いサービスの提供が強く求められています。変わらんば計画による職員の意識変化はどのように捉えていますか。
業務改善活動であり、70の提案があった。提案を受けて実施したものが3件、提案自体のレベルの差を感じるところはありますが、職員が改革意識を持ち、意識や行動を変えるきっかけとなっているものと感じています。
パート、派遣職員の職務能力向上はどのように行われているか伺います。
それぞれの所管課におきまして、その業務に必要なスキルなど業務の実態に応じた指導や研修を行うことでスキルアップを図っています。
新図書館建設を進めるためにマーケティングとか専門人材の活用をしてはどうですか。
長与町は120億ぐらいの大きな財政の中ですが、固定費用とそれから流用費用と考えますと、使えるお金というのは、少ないです。それで、いろんな形で考えて、民間活用とか、考えたいのですが優先順位がありまして、図書館の方にいけるようにと、英知を集めながら、いろんなことを考えておるところです。