第9次総合計画へ住民の意向が反映できているか
第9次総合計画については、特別委員会で説明を受け、議会の提案も取り入れたが、パブリックコメントは僅か2件であった。これは非常に少ない件数であり、住民の意見が十分に反映され、みなさんの意見を確認できたとは言い難い状態だと思う。住民の意向はどのように反映されているか。
町民意識調査、長与町総合開発審議会、町議会の特別委員会などで数多くのご意見を賜り、パブリックコメントを実施した。結果を公表し、第9次総合計画の策定にあたりあらゆる機会で多くの町民のご意見を反映してきたのではないかと考えている。
パブリックコメントだけではなくワークショップとかディスカッションなど新しい取り組みを考えてはどうか。
検討する。
第9次計画で、住民にとっての重要な課題の一つである図書館の建設について新図書館の整備推進とだけ書いてあるが、図書館を建てようという思いが感じられないとの意見があったがどう捉えるか。
新図書館の整備推進という表現で、熱意を感じて頂きたい。
新図書館の建設とかはっきりとした表現ができなかったのか。
財政的なもの等々あり、きちんとした形で取り組んでいきたい。
ゆとり教育
馳文部科学大臣が「ゆとり決別宣言」をされたが、ゆとり教育の何が問題だったのかという総括ができてるのか。ゆとり世代の人に話を聞くと「別にゆとり世代になりたくてなったわけじゃない」というのが大半である。長与町ではこの決別宣言をどのように捉えているのか。また子ども達にどう伝えていくのか。
ゆとりの導入時のスローガンは「ゆとりと充実」であって、単なる量的な軽減ではなかった。充実こそが主たるねらいである。現在の学習資料要領では、見る教科書から読む教科書に変ったと言われるほど充実し、既にゆとり教育からは、次の時代に向けた移行が進んでいると認識している。また大臣はゆとり教育との決別を明確にし、これからの時代に対応できる質の高い教育の強靱化というメッセージを発しているので、本町でも、その趣旨に添った新たな教育改革に取り組んで行く。